フローニンゲン幹部、契約延長の板倉滉に期待 ロッベンと同僚に「私たちにとって重要な強み」
フローニンゲンが板倉の期限付き移籍延長を発表
オランダ1部フローニンゲンが4日、日本代表DF板倉滉が来季1年間もマンチェスター・シティから期限付き移籍することを発表した。来季で在籍3年目を迎え、先日古巣への電撃復帰を発表した元オランダ代表FWアリエン・ロッベンと同僚となる。オランダ公共放送局「RTV Noord」は、クラブのテクニカルディレクターのマーク・ジャン・フレッデルス氏のコメントを紹介している。
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板倉は川崎フロンターレの下部組織から2015年にトップへ昇格。18年には武者修行のためベガルタ仙台へ移籍し、主力の座につくと、シーズン終了後には日本人で初めてプレミアリーグの強豪マンチェスター・シティへ移籍した。だが、労働許可書が取得できなかったため、すぐにフローニンゲンに期限付き移籍してプレー。来季で3季目を迎える。
新型コロナウイルスの影響でリーグは打ち切りとなったものの、昨季はセンターバックの主力としてプレー。日本代表にも継続的に招集されており東京五輪世代中心としても期待されている。来季からは、先日古巣のフローニンゲンへ電撃復帰を発表したロッベンと同僚となる。
24日にはクラブから1年間の期限付き移籍延長が発表。公式ツイッターでは「マンチェスター・Cからのレンタル移籍は既に1年半経過していますが、もう1年我らと一緒に戦ってくれます」と歓迎の言葉が綴られた。
昨季22試合に出場した23歳DFについて、オランダ公共放送局「RTV Noord」は、クラブのテクニカルディレクターのマーク・ジャン・フレッデルス氏のコメントを紹介。「マンチェスター・シティと素晴らしい契約を結ぶことができた」とし、「成長過程でさらに1年。コウは私たちにとって重要な強みだ。我々のトレーニング方法やトレーナーが期待を寄せていることも分かっている」と、さらなる飛躍を心待ちにしているようだ。
来夏に延長となった東京五輪、日本代表でも活躍が求められる板倉。レジェンド・ロッベンとともに充実のシーズンを過ごしてほしいものだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)