バルサも注目のブレシアMF、クラブ会長が移籍容認を表明 「私は彼との約束を守る」
ブレシアの若手MFトナーリ、クラブは降格も強豪移籍の可能性が高まる
イタリア・セリエAで今季に降格が決定したブレシアのマッシモ・チェリーノ会長は、期待の若手イタリア代表MFサンドロ・トナーリの移籍を容認する考えを示した。地元紙「コリエレ・ディ・ブレシア」に語った。
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ブレシアは今季、残り3試合の時点で6勝6分23敗の勝ち点24の19位で降格が決まった。トナーリの他、今季は元イタリア代表FWマリオ・バロテッリも獲得して臨んだシーズンだったものの、バロテッリは19試合出場5ゴールと不発。その影響も大きかった。
チェリーノ会長は「リスクを過少評価した私の失敗だ」と話した一方で、バロテッリについては「このチームはグループの熱意が強みだったのに、スターを追いかけたことで破壊してしまった。彼がいなくてもチームを救うやり方があった。彼も失敗したし、私も失敗した」と、獲得の決断をしたこと自体に失敗があったと語った。
一方で、1ゴール7アシストと気を吐き、国内のトップクラブだけでなくスペインの強豪バルセロナなどからも獲得を狙われているトナーリについては「2年間、このチームを引っ張ってくれた。私は彼との約束を守る。彼が罰を受けることはない。彼以外の選手は売らない」と、事実上の移籍容認宣言を行った。
トナーリはブレシアとの契約を1年残すが、適正なオファーであれば放出すると会長は明言した。事実上の終戦を迎えたブレシアだけに、各クラブの争奪戦がスタートすることになりそうだ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)