レアルMFモドリッチ、ジダンによる“脱ロナウド”を解説 「腐ったリンゴはない」
ジダン監督について「選手たちへの接し方が素晴らしい」と絶賛
レアル・マドリードは今季、3シーズンぶりにリーガ・エスパニョーラを制した。オフが与えられた選手たちはそれぞれの時間を過ごすが、母国に帰国したクロアチア代表MFルカ・モドリッチは現地メディア「Sportske Novosti」の取材に応じ、今季の優勝について語ったようだ。スペイン紙「マルカ」が報じている。
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レアルは2018年夏にポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドをイタリアのユベントスへ放出した。レアルに在籍した9シーズンで、公式戦438試合に出場、450得点を挙げたエースの抜けた穴は大きく、2018-19シーズンのレアルは低迷し、シーズン中にサンティアゴ・ソラーリ監督が解任された。
ロナウド不在の影響を受け続けるかと思われたレアルだが、2019-20シーズンは見事に3シーズンぶりのリーグ優勝を勝ち取った。モドリッチは「クリスティアーノが、マドリーにとってどれだけ重要だったかは、議論する必要もないだろう。でも、彼がいなくなった事実を受けても、僕たちはこれまでと同じような野心を抱けなくなると落胆することはなかった。彼がいなくなっても、勝てるという自信があったよ」と、話している。
また、クラブを立て直したジネディーヌ・ジダン監督の手腕についても触れた。モドリッチも、試合に出られない時が増えたが、「ジダン監督は改めて素晴らしい人間性を証明した」と、フランス人監督についてコメントした。
「選手たちへの対応が、素晴らしいんだ。思うようにプレーする機会が得られずに、不満を抱く選手もいる。彼らが満足できないのは、当然だよ。でも、監督はチームの一員であると感じさせてくれて、その状況を受け入れさせてくれるんだ。このロッカールームには、本当に良いヤツしかいないし、自分勝手に問題を起こすような人はいない。腐ったリンゴはないんだ」
ロナウドが去っても、一丸となってラ・リーガのタイトルを取り戻したレアル。今季、勝ち残っているUEFAチャンピオンズリーグの舞台でも、その強さが見られるだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)