EL出場権グラナダ、久保建英”獲得レース”に参戦も5億円レンタル料に苦戦 地元メディア報道
地元メディア「IDEAL」がレンタル料の存在を明かす
グラナダは今季のリーガ・エスパニョーラを7位で終え、来シーズンのUEFAヨーロッパリーグ(EL)出場権を獲得した。さらなる戦力の充実を目指すクラブは、今季限りでマジョルカを退団する日本代表MF久保建英をリストアップしたが、マジョルカで飛躍した19歳について、レアル・マドリードはレンタル料を求めるようだ。グラナダの地元メディア「IDEAL」が報じている。
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久保がプレーしたマジョルカは、2部降格という結果に終わった。だが、そんなチームのなかでも久保は35試合に出場し、4得点4アシストという結果を残して評価を高めた。すでにベティス、レアル・ソシエダといったスペイン国内のクラブに加え、イタリアのACミラン、オランダのアヤックス、フランスのパリ・サンジェルマンといった世界的な名門も、関心を示しているという。
そんななかで、今季のリーガ・エスパニョーラで7位となったグラナダも、久保の獲得に名乗りを上げたようだ。地元メディア「IDEAL」では、「グラナダが久保との契約を目指す」と報じている。
レアルは、久保の次の移籍先に、UEFA主催の大会に出場できるクラブであること、出場機会を与えられるクラブであることの2点を求めているとされてきた。だが、「IDEAL」の報道によると、レンタル費用も要求しているという。記事によれば、レアルの要求は300万から400万ユーロ(約3億7000万円から約5億円)になる見込みであり、資金面で決して裕福ではないグラナダは、その要求にこたえることが難しいようだ。
久保が出場した試合は、日本国内でレアル・マドリードとバルセロナの試合以上の視聴率を叩き出すなど、マーケティング面でも大きな効果を生む。クラブの知名度を高める際には打ってつけの存在であることは間違いないが、どのクラブが久保を迎え入れることになるのだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)