「リバプール3選手を翻弄」 チェルシーMFプリシッチ、”3人抜き突破”に英注目「完全に破壊」
チェルシーはリバプールに3-5で敗戦も… 途中出場のプリシッチが1ゴール1アシストの活躍
チェルシーは現地時間22日、プレミアリーグ第37節でリバプールと対戦し、敵地で3-5と敗れた。プレミア王者に大量5失点を喫したが、途中出場したアメリカ代表MFクリスティアン・プリシッチが披露した“3人抜き”からのアシストに英メディアが注目し、「リバプールの守備陣3人を完璧に破壊した」と取り上げている。
UEFAチャンピオンズリーグ出場に向けたトップ4争いの最中にあるチェルシーは、敵地でのプレミア王者リバプール戦に臨んだ。前半に3連続失点する厳しい展開を強いられるが、1-4で迎えた後半14分にプリシッチが投入されると、直後に度肝を抜くドリブル突破でチェルシーにゴールをもたらす。
後半16分、左サイドでパスを受けたプリシッチがドリブルを開始する。ブラジル代表MFファビーニョとイングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルドに挟み撃ちされるも、細かいボールタッチでかわし、同代表DFジョー・ゴメスも抜き去ってペナルティーエリアに侵入すると、左足でグラウンダーのクロスを供給。相手FWタニー・アブラハムの得点をお膳立てした。
度肝を抜くような“3人抜き”からのアシストに、英サッカー情報サイト「CAUGHT OFFSIDE」は「アシストした際にプリシッチがリバプール3選手を翻弄した」と見出しを打ち、「リバプールの守備陣3人を完璧に破壊した」と取り上げている。
また、「プリシッチからアザールの重要な要素を垣間見た」と、前任者でもあるベルギー代表MFエデン・アザール(現レアル・マドリード)を彷彿させるドリブル突破であったと指摘。後半28分には華麗なボレーで得点を奪い、途中出場ながら1ゴール1アシストの活躍を披露したプリシッチは、来季チェルシーの鍵を握る存在となるのは間違いなさそうだ。