「止める術がなかった」 リバプールDFの“超絶カーブFK弾”に英驚嘆「ケパが粉砕された」

リバプールDFトレント・アレクサンダー=アーノルド【写真:AP】
リバプールDFトレント・アレクサンダー=アーノルド【写真:AP】

リバプールがチェルシーを5-3で撃破 アーノルドが1ゴール1アシストの活躍

 リバプールは現地時間22日のプレミアリーグ第37節でチェルシーと対戦し、5-3で勝利を収めた。ホーム最終戦後の優勝セレモニーに華を添える白星となったが、イングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルドが叩き込んだ圧巻の直接FK弾に、英メディアは「ケパが粉砕された」と大々的に取り上げている。

 第31節終了時点で30年ぶりのリーグ優勝を果たしたリバプールは、ホームに難敵チェルシーを迎えた。試合は前半23分にギニア代表MFケビ・ケイタが強烈な弾丸ミドルを叩き込み先制に成功すると、同38分にはゴールまで約28メートルの距離でFKを獲得。キッカーを務めたアーノルドが短い助走から右足を振り抜くと、鋭い弧を描いたカーブショットがゴール右に突き刺さり追加点となった。

 英メディアは、アーノルドが決めたこの直接FK弾に注目。英紙「デイリー・スター」は「ケパがアーノルドのFKに粉砕された」と見出しを打ち、チェルシーのGKケパ・アリサバラガが微動だにできないゴラッソだったことを強調。また英サッカー情報サイト「CAUGHT OFFSIDE」も「ケパにとっては素晴らしい一撃を止める術がなかった」と取り上げている。

 アーノルドは第6節チェルシー戦(2-1)でも、強烈な直接FK弾を叩き込んでいた。今節では後半10分に、正確無比なクロスからブラジル代表FWロベルト・フィルミーノのヘディング弾をお膳立て。21歳ながら、すでに世界最高クラスのキック精度を示している。

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