週給2000万円、2年契約を提示へ

　イブラヒモビッチはPSGとの契約期間が今季限りとなっていることもあり、来季以降のプレミア挑戦に興味を示している。ウェストハム側としても移籍金ゼロでの加入ならば、週給12万ポンド（約1920万円）の条件提示も可能だという。クラブの共同オーナーであるデビッド・サリバン氏とデビッド・ゴールド氏は2年契約での受け入れ態勢を整え、世界屈指のストライカーが新本拠地のピッチに立つことを信じて疑わないようだ。

　イブラヒモビッチ本人も先日行われたUEFAチャンピオンズリーグのチェルシー戦後、イングランドへの移籍について問われた際に、意味深なコメントも残している。

「シーズン終了までは3カ月あるけど、そこまでに何が起こるんだろうね？　何か“ドデカい”ことが起きるはずだぜ。まあ注目してなよ。オレは絶好調だからね」

　奔放な発言で知られるイブラヒモビッチのことなら、チェルシーとの第2戦への意気込みと同時に、今後の去就も示唆したとしてもおかしくない。果たして悪童エースのプレミア初挑戦はビッグクラブではなく、新たなステップを踏み出す中堅チームとなるのだろうか。

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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真　photo by Getty Images