柏GK中村航輔、韓国代表と激しい”定位置争い”で発奮 好セーブ連発で連勝貢献「帰ってこられて嬉しい」
浦和戦で中村航輔が4-0の勝利に大きく貢献 「レイソルのためにやりたい」
柏レイソルの日本代表GK中村航輔は、22日の第6節浦和レッズ戦でファインセーブを連発して4-0の無失点勝利に大きく貢献した。負傷で出遅れたところから復帰して2連勝を手繰り寄せた。
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この日の柏は立ち上がりから浦和の勢いに苦しみ、2トップと両サイドハーフを合わせた攻撃陣にペナルティーエリア付近から次々とシュートを許した。そこに立ちはだかった中村は、鋭い反応でのセービングを連発。完全に崩されたところからMF関根貴大に放たれたシュートも、素早いポジション修正からコースを消してピンチを防いだ。
試合後の中村は「最後までボールを見続けて良いストップができたと思う」と、自らのセービングには納得の言葉を残した。一方で、昨季途中までヴィッセル神戸でプレーし、シーズン後半を蔚山現代でプレーしていた韓国代表GKキム・スンギュが加入。激しいポジション争いがある上に、負傷で出遅れたことで中村はベンチで過ごすことになった。
しかし、新型コロナウイルスの影響による中断から明けて3連敗を喫すると、前節にネルシーニョ監督はGKの交代を決断。その湘南ベルマーレ戦で3-2の勝利をつかむと、この浦和戦でも中村が継続起用された。
キム・スンギュとの関係について「僕自身が評価する立場にはないと思うけど、韓国を代表する選手でJリーグでもベストの一人。僕たちはレイソルのユニフォームを着て戦う仲間なので、誰が出ても監督の言ったことを遂行して勝利を目指す大事な仲間」と言葉を選んだ中村だが、「開幕前にケガをしたのは不運だったけど、スタッフが全力でサポートしてくれて、ここに帰ってこられてうれしい。毎試合、良いパフォーマンスでレイソルのためにやりたいという気持ちがある」と、復帰と出場への喜びを話した。
日本代表として6試合の出場経験を持ち、次世代の正GKを争う1人として期待の大きな存在だけに、その復活は柏にとっても大きなプラス要素になっている。
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(轡田哲朗 / Tetsuro Kutsuwada)