「完全に虚偽」 元神戸ビジャ、米国でのセクハラ疑惑を“全面否定”と海外メディア報道

昨シーズンまでヴィッセル神戸でプレーしたFWダビド・ビジャ【写真:高橋学】
昨シーズンまでヴィッセル神戸でプレーしたFWダビド・ビジャ【写真:高橋学】

海外での報道を受け、ニューヨーク・シティFCとビジャ側が声明を発表

 昨季限りでJリーグのヴィッセル神戸を退団し、現役を引退した元スペイン代表FWダビド・ビジャにアメリカで“セクハラ疑惑”が持ち上がっていたが、ビジャ側が強く否定したと米スポーツ専門誌「スポーツ・イラストレイテッド」電子版などが報じている。

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 ビジャは卓越したゴールセンスを誇るストライカーとして、長年にわたり世界トップレベルで活躍。スペイン代表として2008年の欧州選手権と10年南アフリカ・ワールドカップでともに得点王を獲得し、母国の初優勝に大きく貢献した。クラブではバレンシアやバルセロナなどリーガ・エスパニョーラで得点を量産した後、14年からMLS(メジャーリーグサッカー)のニューヨーク・シティFCでプレー。そして19年に神戸に加入すると、天皇杯制覇で自身の輝かしいキャリアに終止符を打った。

 現在は将来的なMLS参入を目指すクイーンズボロFCの共同オーナーとして活動するなか、ニューヨーク・シティFC時代の元インターンが匿名のツイッターで以下のように発言したことが広まっている。

「インターンシップを受けた時、私は人生のチャンスを得たと思った。ただ私が手に入れたのは、ダビド・ビジャが毎日のように私に触れて、上司もそれについて素晴らしい“コメディ”だと思っていた。こういったことに声を大きく上げる女性は、本当に勇敢です」

 これを受けてニューヨーク・シティFCは、「我々はこの問題を非常に真剣に受け止めており、組織のどの部門でもハラスメントを容認していない。問題の調査を開始している」と発表した。

 一方、ビジャ側は代理人を通じた声明で、「ツイッターでの私に対する非難について強く否定する。これらの非難は完全に虚偽であり、私はそれを否定する」と事実無根であると主張。「この問題について“推定無罪”である私の権利を尊重してほしいと、メディアと人々にお願いしたい」など、疑惑を全面的に否定している。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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