“韓国のメッシ”の注目度がスペインで急上昇 日本戦でのゴールを「マラドーナ級」と称える

日本にとっては悪夢の一撃が…

 この大会のU-16日本代表は、今季からガンバ大阪のトップチームに昇格したMF堂安律らを擁してグループリーグを2位で通過。準々決勝で宿敵・韓国と対戦した。しかしこの試合で日本はイ・スンウに2得点を許し、0-2で敗戦した苦い記憶がある。特に後半2分のゴールは、ハーフウェーライン手前からドリブルを開始した韓国のナンバー10を誰も止められず、ゴールネットを揺らされた。日本にとっては悪夢のような一撃だった。

 このスーパーゴールについて「AS」は映像で紹介し、1986年メキシコ・ワールドカップで元アルゼンチン代表MFディエゴ・マラドーナ氏が、イングランド相手に決めた伝説の5人抜きを引き合いに出して「マラドーナ級」と称えている。

 若き日本代表が味わった衝撃のゴールが、2年の時を経てスペインの地でも知れ渡りつつある。イ・スンウの名前が世界中に轟くのは、そう遠くない未来なのかもしれない。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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