浦和GK西川、自陣での“連係ミス”による失点を反省 「僕のパスが弱かったので…」
ホームで柏に0-4と大敗… 大槻監督は「申し訳ない」とサポーターに謝罪
浦和レッズは22日のJ1リーグ第6節でホームに柏レイソルを迎え、0-4と大敗を喫した。大槻毅監督、主将のGK西川周作ともに「申し訳ない」との思いを口にした。
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浦和は特に前半、ゴール前まで切り崩してシュートを打つ場面を多く作った。しかし、相手GK中村航輔のファインセーブに阻まれるなど決定力を欠くと、前半32分、西川からMF柴戸海への弱いパスがMFヒシャルジソンにカットされてそのままゴールを許した。後半になると攻撃の効率も悪くなり、チャンスをほとんど決められる展開となり失点を重ねた。
大槻監督は試合後のオンライン会見で、「ホームでこの結果、申し訳ない、サポーターの皆さんに謝罪したい。申し訳ない」と、謝罪の言葉を発した。
また、西川も「ああいう状況で繋ぐ意識が強かったのかなと、自分は反省しているところ。前に蹴れば良かったんじゃないかというところもありますし、そこは常に狙いながらビルドアップには参加しているんですが、少し僕のパスが弱かったので、柴戸選手も上手くコントロールできなかったと思う。そこの質のところで、自分がしっかりやっていかなければいけなかった」と、失点シーンについて反省を口にした。
前半にチャンスを多く作った部分について、大槻監督は「トレーニングや試合でやろうとしたことのなかで、GKを倒すところまで表現できたが、入らなかったシーンがいくつかあったので、それは残念。ハーフタイムで、もう少し大胆にやってもいいとは言ったが、練習でペナルティーエリア内では冷静にと言っているので、それがゴールにつながるようにやり続けたい」と話した。
前半は柏が前へ簡単に蹴ってくるボールを跳ね返したところを起点に攻撃を仕掛けていた浦和だが、柏のネルシーニョ監督が1点リードの状態で後半に向けて「ボールをしっかりと一度ポゼッションしよう」という修正をかけると、攻撃のスタートが最終ラインに近くなった。そこからの攻撃はなかなか相手守備陣の急所を突くには至らず、ラスト30メートルのところでの崩しに苦しんだ。前節に0-2で敗れたFC東京戦と同様、先制されたゲームで苦しむことが浮き彫りになっている。