香川は「プレーオフの解決策になる」 昇格の“キーマン”に現地指名「彼のプレー次第で…」
20日のポンフェラディーナ戦の勝利に貢献し、チームは昇格プレーオフ進出
MF香川真司の所属するスペイン2部サラゴサは現地時間20日、リーグ最終節ポンフェラディーナ戦で2-1の勝利を収め、3位で昇格プレーオフ進出を決めた。現地メディアは「日本人はプレーオフの解決策になるかもしれない」として、香川のパフォーマンスに注目している。
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香川は6月29日の第36節ウエスカ戦(0-1)を最後にベンチスタートが続いていたが、ポンフェラディーナ戦では6試合ぶりの先発出場。左インサイドハーフとして活躍し、フル出場してチームの勝利に貢献した。7試合ぶりの勝利となったサラゴサは、昇格プレーオフへの進出を決めている。
スペイン地元メディア「スポルト・アラゴン」は「砂漠の中のオアシス」と見出しを打ち、停滞していたチームが手にした久しぶりの勝利を詳報。そのなかで「シンジのチーム」として香川の存在感の大きさに注目し、次のように伝えている。
「香川は非常に目を引く存在だ。彼のプレー次第で、良い方向にも悪い方向にも転ぶ。攻撃の原動力となっており、試合を彩る選手でもある。典型的なリズムを生み出すタイプの選手と言っていいだろう。この試合、過去数カ月になかったほどサラゴサは香川のチームとなっていた」
さらに、「日本人は昇格プレーオフの解決策となり得る」と綴っており、悲願の昇格に向けた“キーマン”としての期待も懸けていた。ここに来て再び存在感を示している香川。クラブの未来を懸けたプレーオフで、チームを救う存在になることができるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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