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中村俊輔は「完璧主義者」 元オーストラリア代表FWがセルティック時代の秘話で称賛
キューウェルやケイヒルとも共闘したマクドナルドが中村俊輔のFKエピソードを明かす
横浜FCの元日本代表MF中村俊輔は、2005年から09年にかけてスコットランドの名門セルティックに所属。不動のレギュラーとして数々のタイトル獲得に貢献し、クラブレジェンドとして名を刻んだ。そんな中村のセルティック時代のプロフェッショナルぶりに当時のチームメイトが言及。「一緒にプレーしたなかで最高のフットボーラー」と絶賛している。
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横浜マリノス(当時)でプロキャリアをスタートさせた中村は、2002年に海外挑戦。日本人史上4人目のセリエAプレーヤーとしてレッジーナで3年間プレーし、2005年にスコットランドへ渡った。セルティックでは在籍4年間でリーグ優勝3回、2006-07シーズンには年間最優秀選手に輝くなどレジェンドとして語り継がれる活躍を見せたが、なかでも06-07シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージでは強豪マンチェスター・ユナイテッド相手に2度も直接FKを沈め、世界にその名を轟かせた。
今でも現地メディアでは中村の功績を振り返る特集が組まれるなど、その人気は健在だ。そのなかで今回、英ラジオ「BBCスポーツサウンド」で当時を振り返ったのは、2007~10年にセルティックでプレーしたオーストラリア代表FWスコット・マクドナルド(現ブリスベン・ロアー)だ。その内容を英紙「スコティッシュ・サン」が報じている。
「ナカムラは私が一緒にプレーしたなかで最高のフットボーラーだ。彼がどれだけプロフェッショナルだったか。トレーニングの後、ずっとフリーキックを蹴っていた。気温がマイナス2度の時も、彼は『もう1本、もう1本だけ』と言っていた。ナカムラはあまり英語が得意ではなかったけど、完璧主義者だったと思う。彼はとにかくプロフェッショナルとしてトップの中のトップだった」
サウサンプトンで同僚だった元イングランド代表MFマット・ル・ティシエ、オーストラリア代表で共闘したFWハリー・キューウェルやティム・ケイヒルらを語るなかで、中村についても言及したマクドナルド。共闘から10年以上経過しても今なお日本人レフティーに賛辞を送ることからも、中村の偉大さを証明していると言えるだろう。
(FOOTBALL ZONE編集部)