久保建英の「礼儀正しい」行為に称賛 韓国メディアが注目「日本の有望株が…」
最終節を終えてチームメイトらと挨拶、思いを綴った感謝メッセージに反響
マジョルカの日本代表MF久保建英は現地時間19日、リーガ・エスパニョーラ最終節のオサスナ戦(2-2)に途中出場し、今季のラストゲームを終えた。試合後、チームメイトらに向けて感謝の言葉を綴り、別れを惜しむように写真もアップ。海外メディアは「礼儀正しい久保、別れを控えてマジョルカに感謝」と伝えている。
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久保は今季、レアル・マドリードからマジョルカに期限付き移籍。徐々に存在感を高めて出場時間を増やすと、19年11月10日のビジャレアル戦(3-1)で初ゴールをマークし、最終的にリーグ戦35試合4ゴール4アシストの結果を残した。
チームは最終節前のグラナダ戦で1-2と逆転負けを喫して2部降格が決定。そのなかで迎えたオサスナ戦で久保は途中出場し、マジョルカの一員として最後の試合を終えた。試合後に公式インスタグラムを更新した久保は、同僚やスタッフとともに撮った写真を添えて感謝を綴っている。
「最初に、シーズンを通して素晴らしいサポートをありがとうございました。そして、目標を達成できなかったことをとても残念に思います。気持ちが溢れた一年となり、長く、そして忘れられない時間となりました。加入当初から選手、スタッフ、監督の全員がとても温かく迎え入れてくれました。選手として、そして、人として大きく成長することができました。本当にありがとうございました」
またマジョルカ公式YouTubeチャンネルでは、チームメイトらと別れを惜しむ久保の映像を公開。戦友たちとハグやハイタッチなどをかわし、別れの挨拶を済ませている。
韓国誌「マネートゥデイ」は「礼儀正しい久保、別れ控えてマジョルカに感謝」と見出しを立てて特集。「日本サッカー界の有望株である久保建英がマジョルカとの別れで感謝を伝えた」と報じ、感謝のメッセージを受けて「礼儀を払った」と称賛している。
スペイン挑戦の1年目を終えた日本人アタッカーに対して、「降格が確定したが、久保は多くの試合に出場し、経験を積んだ」と高評価。新天地は未定ながら、来季も大きな注目を浴びそうだ。