「悪童?」 韓国の日本人アタッカー、漫画「スラムダンク」のキャラ類似で注目
浦和ユースで頭角を現したMF邦本だが…「韓国に来るまで紆余曲折を繰り返した」
東京五輪世代の1人として注目を集めている22歳MF邦本宜裕(全北現代モータース)は、2018年から韓国でプレーしているなか、韓国紙「韓国日報」が「“日本人Kリーガー”邦本『悪童?全力を尽くしている』」と特集を組んだ。
邦本は浦和レッズユース時代に頭角を現し、2種登録のなか16歳8日で天皇杯に出場。2013年10月16日の3回戦モンテディオ山形戦で途中出場し、ゴールを叩き込んだ。FWエスクデロ競飛王(現・栃木SC)が持っていたクラブ公式戦最年少出場(16歳8カ月20日)と最年少ゴール(17歳6カ月28日)の記録を塗り替えている。
しかし素行不良で浦和ユースを途中退団。その後はアビスパ福岡を経て韓国のKリーグに活躍の場を求め、2018年から2シーズンにわたって慶南FCでプレー。そして今季から全北現代に移籍し、主力としてフル稼働している。
「日本の邦本は、韓国に来るまで紆余曲折を繰り返した。年代別の日本代表チームに選出され、Jリーグの浦和で最年少出場とゴール記録を更新するなど優れた才能を発揮したが、かつては荒っぽい行動で迷惑をかけていたこともある」
今季の邦本は開幕戦から全12試合に出場しており、「リーグ戦12試合で19本のシュートを放ち、重要な試合でゴールを決めてファンの目を奪った」と称賛。第9節の蔚山現代FC戦(2-0)では圧巻の2人抜きドリブルから、最後はDFの股下を射抜くゴールを決めた。