W杯予選への第一歩…フットサル日本代表が5カ月ぶり再始動 コロナ禍の「新しい現実に適応を…」
11月のアジア選手権へ、キャプテンの吉川「チームが成長できなければいけない」
石田、伊藤、中田、内田らは、国際試合を戦った経験は他の選手たちよりも落ちる。それでも、「年代別代表、フル代表の合宿活動のなかでも、よく知っている選手です。また、今回の期間で、どんな活動をしてきたかも考慮しました。この先、もっともっと(招集の)頻度を上げていきたい選手たちでもありますし、現時点でクラブの活動状況を見ても、招集に値するコンディションだと考えて招集しました」と、期待を込めた。
キャプテンの吉川も、「若手が多く選ばれていますが、初招集の選手はいませんし、代表チームのやり方は知っています。11月にアジア選手権が行われることが決まっており、再スタートの意味もある。再スタートを切るところから、若い選手も選ばれて、またメンバー争いも激しくなると思います。若い選手たちも遠慮せずに、全力でやらないといけません。そこに対するサポートは、もちろんやっていきたいですし、若い選手、ベテランがどうではなく、チームが成長できなければいけない。そこが一番だと思っています」と、若手の融合を含めチーム全体の強化を目指す考えを語っている。
アジア各国と比較すると、決して長い活動時間があるわけではないフットサル日本代表。2大会ぶりとなるフットサルW杯出場に向けて、充実したキャンプを過ごすことが求められる。
(Futsal X・河合拓 / Taku Kawai)
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