「センセーショナルなカーブ弾」 “ゴールマシン”ケインの一撃を海外称賛「完璧」「ベスト」

トッテナムのFWハリー・ケインのカーブ弾が称賛されている(右)【写真:AP】
トッテナムのFWハリー・ケインのカーブ弾が称賛されている(右)【写真:AP】

19日のレスター戦で2試合連続の2得点を記録して勝利に貢献

 トッテナムのイングランド代表FWハリー・ケインは現地時間19日、ホームでのプレミアリーグ第37節レスター・シティ戦(3-0)で2得点を記録し、勝利に大きく貢献した。海外メディアはケインの2得点目に注目し、「センセーショナルなカーブ弾」と称賛している。

 先日行われた第36節ニューカッスル戦(3-1)でも2得点し、クラブキャリア通算200得点の偉業を成し遂げていたケイン。今回のレスター戦でも、その得点感覚を余すところなく発揮する。1-0で迎えた前半37分に追加点を決めると、その3分後に“ゴラッソ”が生まれた。

 右サイドでボールを奪ったブラジル代表MFルーカス・モウラがドリブルで前線まで駆け上がると、左サイド寄りで待つケインにパス。これがやや流れてしまったものの、ボールに追い付いたケインはドリブルでペナルティーエリア内に侵入。スライディングで追いすがる相手をものともせず、左斜め45度からの巻くようなシュートでファーサイドのゴールネットを見事に揺らしてみせた。

 歴代最高ペースで200得点を達成したケインが、改めてその能力の高さを知らしめるようなハイレベルな一撃。米スポーツ専門局「ESPN」はケインに10点満点中10点という“最高評価”を与えて絶賛。寸評では「これこそケインのベスト」としたうえで、見事な2点目については「完璧なランニングとフィニッシュ。センセーショナルなカーブ弾だった」と形容している。

 来季のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場の可能性は潰えてしまったトッテナムだが、稀代のゴールマシンの勢いに陰りはない。現地時間26日の最終節クリスタル・パレス戦でも、その爆発に期待したいところだ。

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