「俺のゴールを盗んだけど…」 札幌FWジェイ、“ピンポン弾”の同僚にツッコミ
仙台戦で同点ゴールを奪ったDF田中を冗談交じりに祝福、今後の課題も指摘
J1リーグの北海道コンサドーレ札幌に所属する元イングランド代表FWジェイが公式ツイッターを更新し、「俺のゴールを盗んだけど…」と冗談交じりに同僚DF田中駿汰の一撃を祝福している。
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18日の第5節でベガルタ仙台と対戦した札幌は、前半23分にFWジャーメイン良に先制ゴールを献上。さらに直後の同32分、札幌MF荒野拓馬が競り合いの直後、主審の目の前で相手を蹴って一発退場となり、1点ビハインドで数的不利となった。
後半15分にはMF椎橋慧也に追加点を奪われた札幌だったが、同17分にタイ代表MFチャナティップが反撃の狼煙となるゴールを決めて1点差に詰め寄る。劣勢の同25分からジェイも投入されたなか、後半アディショナルタイムに札幌が左CKを獲得。MFルーカス・フェルナンデスのキックからジェイが中央で合わせ、この一撃が味方DF田中に当たり、ピンポン玉のように跳ね返って相手ゴールに吸い込まれた。
L・フェルナンデス、ジェイ、田中と途中出場トリオが同点ゴールを奪い、札幌は1人少ないなかでも2-2とドローに持ち込んで勝ち点1を得ている。試合後、ジェイがツイッターを更新し、泣き笑いの絵文字とともに「俺のゴールを盗んだけどシュンタのことを嬉しく思うよ」とツッコミを入れ、同点ゴールを祝福した。
「10人の時に1点取れたことが重要だった。酷いゴールもあったし、これは止めないといけない。そうしないと、リーグのトップには決してなれない。もっと良いプレーができるけど、みんなで頑張って勝ち点1をもぎ取れた」
今後に向けて課題も指摘したジェイだが、チームの結束力を感じさせる同点劇に確かな手応えを得たようだ。