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韓国代表FWが感情露わ、退場処分に脚光 「ブロックした相手に肘打ち」
シント=トロイデンFWイ・スンウ、練習試合で後半から出場もイエローカード2枚で退場
ベルギー1部シント=トロイデンが18日に2部KFCOベールスホット・ヴィルレイクと練習試合を行い、FW中村敬斗、FW伊藤達哉、DF松原后らが出場して0-0に終わった。この一戦で韓国代表FWイ・スンウが相手に肘打ちをお見舞いし、2枚目の警告を受けて退場処分となり、母国メディアが「途中出場、イエローカード2枚で退場」「肘打ちをした」と伝えている。
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現在22歳のイ・スンウはバルセロナの下部組織出身で、2017年からイタリアのヴェローナへ移籍。2019年夏に10番を与えられてシント=トロイデンに加入した。昨季4試合ノーゴールに終わった韓国人アタッカーは巻き返しを期すなか、18日の練習試合に後半から出場するも、思わぬ形で脚光を浴びている。
中村が先発したシント=トロイデンは後半からメンバーを変更。伊藤や松原とともにピッチに立ったイ・スンウは攻撃的MFとしてプレーするなか、後半27分に手を使って相手を倒し、1枚目のイエローカードを提示された。
さらに後半41分、シント=トロイデンがカウンターを発動し、イ・スンウが自陣エリア前からドリブルを開始。相手を1人、2人と置き去りにすると、味方にパスを出して一気に前線へ駆け上がる。次の瞬間、相手に走りを妨害される形となったイ・スンウが腹を立て、スピードダウンして相手の体に肘打ちをお見舞い。主審が笛を吹いてプレーを止め、2枚目のイエローカードが提示されて退場処分となった。
韓国のスポーツ・芸能総合サイト「OSEN」は、「後半投入のイ・スンウ、親善試合イエローカード2枚で退場」と報道。また韓国メディア「STAR NEWS」は「イ・スンウがカウンターを仕掛ける最中にパスした直後、自分をブロックした相手に肘打ちした。これに対して主審はすぐさま2枚目のイエローカードを提示し、退場を命じた。イ・スンウは首を振りながらピッチを後にした」と伝えている。