他チームの結果を受けて優勝決定　クラブハウスでビエルサ監督を歓喜の出迎え

　英2部チャンピオンシップで首位を走るリーズは現地時間18日、3位ブレントフォードがストークに0-1で敗れたことを受け、リーグ優勝が決定した。歓喜に沸く選手たちがマルセロ・ビエルサ監督を祝福する様子を英メディアが取り上げ、反響を呼んでいる。

　リーズは今季、シーズン序盤から上位を維持し続け、第38節フルハム戦の勝利（3-0）で首位に浮上。以降は第44節バーンズリー戦（1-0）まで無敗で駆け抜け、翌日のブレントフォードの結果を待って優勝が決定した。

　長い戦いが報われ、選手たちはクラブハウスで歓喜の瞬間を迎えることになった。そのなかでDFルーク・エイリングは、選手たちがビエルサ監督のクラブハウス到着を出迎える瞬間を撮影。英メディア「スポーツ・バイブル」は「リーズの選手たちがトレーニングでマルセロ・ビエルサを歓迎」と綴り、その映像を紹介している。

　手拍子と歓声で優勝を祝い続ける選手たちの下に、ビエルサ監督が車で到着。「マルセロ・ビエルサ」コールの轟くなかで登場した指揮官は、選手と喜びを分かち合う。苦楽を共にした関係性だからこそのワンシーンには「祝福に値する」「昇格おめでとう！」「素晴らしい光景」「最高の監督だ」と多くの反響が寄せられていた。

　“エル・ロコ”（変人）というニックネームで知られるビエルサ監督は、2018-19シーズン開幕前からリーズの監督に就任。自身2年目のシーズンでクラブにとって2004年以来となるプレミアリーグ昇格を達成している。卓越した指導力は選手たちからも信頼を集めていることが分かる昇格後の一幕となった。