伝説の“40m芸術FK弾”を決めた元Jリーガー ビジネスマンへの転身と「日本に恩返し」の夢
横浜FC訪問を切望 「フリューゲルス時代からのサポーターのみんなに再会したい」
実際、彼はJリーグについても、今も非常に良く見ている。
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「1998年にフリューゲルスがその歴史を終えるというニュースは、とてもショックだった。試合の様々な場面や、サポーターの笑顔が頭をよぎったものだよ。だから、その後に立ち上がった横浜FCのことをすごく応援しているんだ。今季はJ1定着への基盤を築いてくれるといいね。カズ(三浦知良)の経験とインテリジェンスを生かすことだよ。それから、個人的には中村(俊輔)が大好きなんだ。素晴らしいFKのキッカー。僕もFKが得意だったから、親しみを持っている」
監督として日本に戻るのは、今でも夢の一つだと断言する一方、そうでなくても横浜FCを訪問してみたいと言う。
「フリューゲルス時代からのサポーターのみんなに再会したいんだ。チームメートやスタッフ、首脳陣と一緒に、僕らが過ごした日々を振り返る日が来るといいね。横浜FCには、今季を大いなる成功の年にして欲しい。サポーターの信頼を勝ち取るだけでなく、自分たち自身がJ1定着への自信を持てるように」
そして、エドゥーは最後にこう言葉を紡いだ。
「センシュ、ミンナ、ガンバッテクダサイ、ヨコハマFC!!」
藤原清美
ふじわら・きよみ/2001年にリオデジャネイロへ拠点を移し、スポーツやドキュメンタリー、紀行などの分野で取材活動。特に、サッカーではブラジル代表チームや選手の取材で世界中を飛び回り、日本とブラジル両国のテレビ・執筆などで活躍している。ワールドカップ6大会取材。著書に『セレソン 人生の勝者たち 「最強集団」から学ぶ15の言葉』(ソル・メディア)『感動!ブラジルサッカー』(講談社現代新書)。YouTubeチャンネル『Planeta Kiyomi』も運営中。