ポグバ、マンUと”長期”契約延長の可能性を英紙報道 指揮官「信頼を失うことはない」
スールシャール監督は前向きなコメント 「世界中のどんなチームのメンバーからも…」
マンチェスター・ユナイテッドに所属するフランス代表MFポール・ポグバは、この数年、レアル・マドリードへ移籍するのではないかと報じられ続けてきた。レアルのジネディーヌ・ジダン監督も、彼を獲得したいという希望を隠してこなかったが、英紙「ザ・サン」によると、ポグバは現所属クラブと長期契約を結ぶことになるという。
昨シーズン、ユナイテッドを離れたいという意向を口にしていたポグバだが、心変わりをしたようだ。記事によると、ユナイテッドはシーズンの終了時にポグバとの契約延長を発表できると、自信を持っているという。
オレ・グンナー・スールシャール監督は、新型コロナウイルスによる中断期間を経て再開したリーグ戦で、ポグバを積極的に起用している。足首の負傷で悩まされていたポグバも、その期待に応え、中盤で躍動感あるプレーを見せて好調のチームの一員となった。サウサンプトン戦では疲労も見え、失点に絡み、2-2で引き分ける要因をつくったが、それでも能力の高さを再び示しているといえる。
スールシャール監督は、将来に向けて、ポグバ抜きでのチーム作りを考えていたが、態度と姿勢の変化から、再び将来の計画に彼を組み込んでいるという。
16日に2-0で勝利したクリスタル・パレス戦でもポグバを先発起用したスールシャール監督は、「ポールとは、毎日、多少なりとも話をしている。彼は、私からの信頼を失うことはないとわかっているよ。ポールが今のようなプレーを見せていれば、フランス代表であろうと、マンチェスター・ユナイテッドであろうと、世界中のどんなチームのメンバーからも外れることはないだろう。でも、彼はとても長い期間、戦列を離れていたからね」と、再び故障をしないように気遣う必要性はあっても、先発から外れるのは、信頼を失ったからではないと語っていた。
現在のポグバとユナイテッドの契約は、来年までとなっているが、1年の契約延長オプションがついている。そのオプションを使う前に、ポグバはユナイテッドに長期的な忠誠を誓うこととなるだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)