「多くのことを変えないと…」 バルサFWメッシ、王座防衛失敗に失意の“自己批判”
オサスナに1-2で敗れてレアルの優勝を“アシスト”する結果に…
バルセロナの国内王座防衛は夢と消えた。16日に開催されたリーガ・エスパニョーラ第37節オサスナ戦、ホームで1-2の敗戦を喫してレアル・マドリードの優勝を“アシスト”してしまった。10連勝を飾った宿敵とは対照的な結果に、大黒柱のアルゼンチン代表FWリオネル・メッシも「自己批判」との言葉を用いてUEFAチャンピオンズリーグ(CL)での巻き返しを誓っている。
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この日のバルサは逆転優勝のためには勝利するしかない一方で、レアルが勝ち点3を得れば3連覇の可能性は潰えるなかでキックオフを迎えた。しかし前半15分、いきなりアラベスに先制点を許す展開に。1点ビハインドとなったバルサは後半17分に獲得した直接FKをメッシが鮮やかな弾道でゴール左隅に叩き込み、1-1の同点とした。
その後アラベスに退場者が出てさらに攻勢を強めようとしたもののゴールを揺らせず、逆にアディショナルタイムにカウンターから決勝ゴールを奪われて万事休す。リーグ再開後、キケ・セティエン監督の下でリズムに乗れないチームを象徴するかのような敗戦劇。スペイン紙「ムンド・デポルティーボ」によると、試合後インタビューでメッシはこのように語ったという。
「マドリードは彼らの仕事をしたよ。再開後に試合を落とさなかったことは大きな利だったけど、僕らも自分たちの役割を果たそうとした。とはいえ、クラブ全体で広く自己批判をしていかないといけない。僕らはバルサで、すべての試合に勝つ義務があるのだから」
バルサはリーグ再開後、指導陣と選手との“ボタンの掛け違い”が発生しているとの報道が出るなど、一枚岩ではないのではないかと見る向きが多かった。その状況下においてのメッシの発言は興味深いところだ。
「(CLで逆転負けを喫した)ローマ戦、リバプール戦、僕らはファンに何も与えていなく、もう忍耐はしきれないはず……CLのために戦いたいなら、僕らは多くのことを変えないといけない」
8月開催予定のCLに向けて、メッシはこのようにも語っている。ここ数年、かつての強さが減じているバルサはこのまま衰退を迎えるのか、それともV字回復を果たせるのか。重要な岐路に差し掛かったと言える。
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(FOOTBALL ZONE編集部)