乾貴士、バックパスミス誘発で無人ゴールに今季2点目 海外紙注目「年間コミカルゴールの一つ」

エイバルMF乾貴士は今季2点目で勝利に貢献【写真:Getty Images】
エイバルMF乾貴士は今季2点目で勝利に貢献【写真:Getty Images】

バジャドリード戦で相手ボランチのバックパスミスを見逃さず、追加点を挙げる

 エイバルのMF乾貴士は、現地時間16日に行われたリーグ第37節バジャドリード戦でチーム2点目を奪い、3-1の勝利に貢献した。相手のバックパスミスをかっさらい、無人のゴールに押し込んだ得点を海外メディアも取り上げている。

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 前節のエスパニョール戦(2-0)で1部残留を決めたエイバルは、乾が2試合連続で先発出場。前半21分にDFペドロ・ビガスのゴールで先制した7分後に見せ場が訪れる。

 エイバルが高い位置からプレッシャーをかけ、バジャドリードMFフェデ・サン・エメテリオのバックパスミスを誘発。相手GKが足を滑らせて反応できず、ゴール前に転がったところを乾が猛スピードで追いついて拾い、そのままゴールに流し込んで追加点を奪った。

 乾はこれが昨年12月のグラナダ戦(3-0)以来となる今季2点目。DAZNイタリア版公式ツイッターは「そのバックパスはまさに災害。タカシ・イヌイはそれを利用した」と相手のミスを見逃さなかった点に触れ、スペイン紙「スポルト」は「タカシ・イヌイが年間コミカルゴールの一つで得点」と報じた。

 乾は後半20分までプレー。エイバルはその後1点を返されたが、終了間際にPKで再び突き放して3-1で勝利している。

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