「偉大な操縦術を示した」 久保建英の“熟練”スキルに海外脚光「マスタークラス」
“リフティングゲーム”中のテクニックに海外メディアが注目 「技術面は十分過ぎる」
日本代表MF久保建英が所属するマジョルカは、現地時間16日にリーガ・エスパニョーラ第37節のグラナダ戦に臨む。1部残留へ勝利が求められるこの試合でも、久保には攻撃を牽引する働きに期待がかかる。そんななか、海外メディアは練習中の動画に収められたテクニックに着目し、「偉大な操縦術を示した」と反応している。
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久保は今季レアル・マドリードからマジョルカに1年間の期限付き移籍で加入。徐々に信頼を勝ち取ると、直近12試合連続でスタメン出場し、新型コロナウイルスによる中断期間が明けた6月以降は、レアルやアトレティコ・マドリードといったリーガ屈指の強豪クラブを相手に強烈なインパクトを放つなど、存在感を発揮している。
第35節レバンテ戦(2-0)では約50メートルをドリブルで駆け上がり、ダメ押しとなる今季4ゴール目を決めるなど、チームの大黒柱としての輝きを披露。ここまでのリーグ戦で4得点4アシストをマークする久保は、1部残留へ後がない19位マジョルカにおいて、不可欠な戦力として確固たる地位を確立している。
著しい活躍を見せる久保の注目度は現地でも日に日に増しており、海外サッカーサイト「Be Soccer」スペイン版は、マジョルカの公式YouTubeチャンネルで公開された練習中の動画に着目。久保をはじめ、コロンビア代表FWクチョ・エルナンデスら4人の選手がボールを地面に落とさずにつないでいく“リフティングゲーム”に興じる様子が収められており、そのなかで久保は左足のアウトサイドでボールを浮かせ、着実に味方へ渡すなど随所で巧みなテクニックを披露している。
同メディアは「久保のコントロールはマスタークラス」と見出しをつけて反応。「久保は水曜日のトレーニング中にチームメイトとスキルゲームに参加し、ボールの偉大な操縦術を示した。コントロールを崩すことなく、技術面は十分過ぎるほどの力を発揮した」と綴っている。
シーズン終盤を迎え、今後は来季去就動向がますますヒートアップしそうな19歳の久保に対し、海外メディアは熱い視線を注いでいるようだ。