マジョルカ、グラナダに逆転負けで降格決定 久保はフル出場もチームを救えず
久保は13試合連続で先発も… マジョルカは最終節を残して降格決定
マジョルカは現地時間16日、リーガ・エスパニョーラ第37節でグラナダと対戦し、ホームで1-2と敗れた。日本代表MF久保建英は13試合連続で先発出場を果たしたが、最終節を残してチームの降格が決定した。
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残留圏の17位アラベスとは勝ち点4差で、今節敗れた時点で降格が決定する19位マジョルカは背水の陣でグラナダ戦に臨んだ。久保は右サイドハーフで13試合連続となる先発出場。試合は序盤から積極的に攻め込むマジョルカが前半20分、カウンターの場面からFWクチョ・エルナンデスの鋭い個人技で先制に成功した。
前半35分にはピッチ中央でボールを受け取った久保を起点に再びカウンターを発動させ、3対1の絶好機を迎えるも、連携ミスでシュートまで持ち込めず。すると流れはグラナダへと傾き、同アディショナルタイム、左サイドからのクロスを守備陣がクリアするが、こぼれ球を相手DFビクトル・ディアスに強烈なミドルで叩き込まれ、同点弾を許した。
後半は立ち上がりから一進一退の攻防となり、後半15分にはペナルティーエリア手前で獲得したFKでMFサルバ・セビージャがキッカーを務めるも、右足のひと振りは惜しくもバーに嫌われた。逆に同25分、グラナダに一瞬の隙を突かれ、FWカルロス・フェルナンデスのヘディング弾で逆転ゴールを奪われた。
残留に向けてあとのないマジョルカは果敢に攻め込むも、後半35分にはDFアレクサンダー・セドラルが一発退場となり数的劣勢に。試合間際にネットを揺らされたのはVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)の進言でオフサイドとなったが、同点に追いつけずそのまま1-2で敗れ、最終節を残して降格が決定した。
今季期限付き移籍でマジョルカに加入した久保はスペイン1年目で印象的なパフォーマンスを発揮していたが、降格という厳しい現実を突きつけられる結末となった。