ベイルは「我々の仲間の1人」 ジダン監督、“関係悪化”を煽るメディアの質問にうんざり
ベンチでの気の抜けたような行動が波紋、今夏退団の噂も過熱
レアル・マドリードのウェールズ代表FWギャレス・ベイルは近頃、ベンチでの居眠りなど気の抜けたような行動ばかりがクローズアップされ、ジネディーヌ・ジダン監督の構想外になっているとして、今夏退団の噂も過熱している。そうした状況でもジネディーヌ・ジダン監督は「彼は我々の仲間の1人」と主張。関係悪化を煽るようなメディアの報道にうんざりしている様子を伺わせている。
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ジダン監督率いるレアルはリーガ・エスパニョーラ第36節を消化し、2位バルセロナに勝ち点4差をつけて首位を走り、3シーズンぶりのリーグタイトル獲得に王手をかけている。
リーグ戦9連勝中と絶好調のチームにあって不穏な空気を漂わせているのが、指揮官の構想外と伝えられるベイルだ。直近5試合で出番なしに終わっているレフティーは、試合中にベンチで新型コロナウイルス対策のマスクをアイマスクのようにして居眠りをしている姿や、双眼鏡を使っているような仕草を見せて心ここにあらずの様子をカメラに抜かれるなど、プレー以外の部分で注目を浴びている。
優勝決定が懸かる16日のビジャレアル戦前の記者会見では、報道陣からジダン監督に「ピッチ外での騒動が続いているギャレス・ベイルが、この夏にレアル・マドリードを去ったほうがチームの雰囲気を良くすると思うか?」というストレートな質問がぶつけられたと、スペイン紙「AS」が報じている。これに対して、フランス人指揮官はうんざりした様子で次のように答えたという。
「なんの心配もしていないよ。なんて質問だ……私はなんと言えばいい? 我々は明日の試合のことを考えている。それはギャレス・ベイルも全く同じで、彼も明日の試合のことだけを考えている」
さらにジダン監督は「彼は我々の仲間の1人」と、ベイルがチームの一員であることを強調。「あなたたちはトラブルを煽ろうとしているが、そんなことはできない。それからもう一つ。あなたたちは毎日同じ質問をしている。もちろん好きなように質問する権利があるが、(ジダンとベイルを仲違いさせることが)上手くいかないことを願うよ」と、2人の仲を険悪に仕立てようとするメディアに釘を刺した。
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(FOOTBALL ZONE編集部)