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最大5人の交代枠ルールを来季も継続 過密スケジュールを考慮、IFABが発表
コロナ禍により設けられた“新ルール”を2020-21シーズンも継続すると判断
サッカーのルールを定める国際サッカー評議会(IFAB)が15日、2020-21シーズンも最大5人の交代を認めるルールを継続すると発表した。
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IFABは、新型コロナウイルスの感染拡大による公式戦の中断と、予想される過密日程を受けて5月8日に今季の残り試合の交代枠についてハーフタイムを除く3回で最大5人までとするルールを発表していた。導入するかは各国リーグの判断に任せられたが、欧州だけでなくJリーグなど世界中のほとんどの国で採用された。
IFABは理事会において、多くのリーグにおいて次のシーズンが普段よりも短いオフシーズンで開幕せざるを得ないこと、次のシーズンの開幕が通常より遅くなる一方で終了時期を遅くできない可能性が高いことを確認。そのため、新型コロナウイルスの影響による過密日程は来シーズンも継続すると判断したとした。
実際に、来季終了後には欧州選手権や南米選手権、東京五輪などの国際大会が予定されているため、各国のリーグが終了時期を遅くすることは難しくなっている。
交代枠の使用法は戦略的な観点でも試合に影響を与えているが、来季もこのルールが継続されることでどのクラブや監督もその利用法を研究することになるだろう。また、各クラブの移籍市場における戦略にも変化を与える可能性がありそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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