シティが「契約すべき5人」を英特集 資金“200億円”で大型補強…候補選手の顔ぶれは?
CASによる処分撤回で積極補強が噂されるシティ、補強候補選手を英メディアが紹介
マンチェスター・シティはUEFA(欧州サッカー連盟)から下された2年間のチャンピオンズリーグ(CL)出場禁止が無効となり、今夏の移籍市場では大型補強に乗り出すと見られている。このコロナ禍でも補強資金約200億円とも言われるシティが「契約すべき5選手」を英メディア「Sportskeeda」が特集した。
シティは今年2月、2012年から16年の間にサッカークラブの経営の健全化を図るために導入されているファイナンシャル・フェアプレー(FFP)規定に関する重大な違反があったとして、2年間のUEFA主催大会出場禁止と罰金3000万ユーロ(約37億円)の処分を言い渡された。
その後シティは処分を不服としてスポーツ仲裁裁判所(CAS)に処分撤回を求めて訴えを起こしていた。すると現地時間13日、シティの異議申し立ては受け入れられ、出場禁止処分は撤回、罰金は1000万ユーロ(約12億円)に減額となったことが発表された。
今季プレミアリーグでの2位フィニッシュが確定しているシティはこれで晴れて来季もCL出場が可能に。処分が確定していれば、CL出場による収入が見込めなくなり、ベルギー代表MFケビン・デ・ブライネら主力選手にも放出の噂が浮上していた。
しかし、処分撤回で状況は一変。クラブは今夏に1億5000万ポンド(約202億円)もの補強資金を用意すると言われ、チームのアキレス腱とされるセンターバックと左サイドバックを中心に大型補強を行う算段があるという。
そこで「Sportskeeda」は「契約すべき選手」と題し、5人の候補選手をピックアップしている。守備陣ではバイエルン・ミュンヘン時代にジョゼップ・グアルディオラ監督の下でプレーしたオーストリア代表DFダビド・アラバ、レスター・シティのイングランド代表DFベン・チルウェル、そしてナポリを支えるセネガル代表センターバックのDFカリドゥ・クリバリの名前が挙がっている。
さらに元スペイン代表MFダビド・シルバの退団とドイツ代表MFレロイ・サネの移籍(→バイエルン)が決まっているアタッカー陣ではレアル・ソシエダで10番を背負うスペイン代表MFミケル・オヤルサバル、バレンシアのU-21スペイン代表MFフェラン・トーレスの2人がリスト入り。スペイン方面からの逸材獲得の噂が上がっている。
コロナ禍で大きな財政打撃を受けたことで多くのクラブが移籍市場での“自粛”を余儀なくされるなか、プレミアリーグの覇権奪還を目論むシティは今夏も積極的な動きを見せそうだ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)