レアル、優勝でもパーティー“自粛”へ 新型コロナ対策で市長が声明「フラッグを掲げて…」
「シベーレスの噴水」での祝福が慣例も…“3密”回避のために今回は自粛か
ジネディーヌ・ジダン監督率いるレアル・マドリードのリーガ・エスパニョーラ優勝が目前に迫っている。リーグ戦再開後に9連勝と圧倒的な安定感を見せ、すでにスペインの首都マドリードは祝賀ムードに包まれつつあるが、優勝時恒例のパーティーは今シーズン自粛となりそうだ。
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スペイン紙「マルカ」が伝えるところによると、レアルはタイトル獲得時に市内中心地にある「シベーレスの噴水」にファンが集まり、選手たちもクラブ公式のパーティーの一環として訪れ、喜びを分かち合うのが慣例となっている。
しかし、新型コロナウイルスの影響によりソーシャルディスタンスを取り、“3密”の状況を避けなければならないのは世界共通の課題である。同市はすでに優勝が決まる可能性がある今週木曜日もしくは日曜日の夜に自発的にファンが集まるのを防ぐセキュリティ対策に取り組んでおり、クラブ側も健康を害するような状況を回避するため、シベーレスに行く可能性は低いという。
これはすでにリーガ1部昇格を決めたカディスのファンが喜びのあまり、街中に集まってしまった反省を踏まえてのものだとも同紙は指摘。マドリード市長のホセ・ルイス・マルティネス氏も「シベーレスでお祝いしてはいけません。その代わりにバルコニーにレアル・マドリードのフラッグを掲げて祝いましょう」との声明を発表している。
レアルにとって2016-17シーズン以来となるリーグ覇権奪回が間近となっており、ファンにとっても喜びはひとしおなのは間違いない。しかし、今季は“新たな祝福様式”となることは間違いなさそうだ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)