「南野にとっても致命的」 リバプールの問題点は“ワイルドカード”、現地メディア指摘
優勝達成のリバプール…今後の課題は? 「ベンチメンバーの多様性の欠如」
リバプールは今季すでに30年ぶりのリーグ制覇を達成しているが、現地時間11日に行われたリーグ第35節バーンリー戦で1-1と引き分け、本拠地アンフィールドで今季初めて勝ち点3を逃すことになった。リバプール専門メディアは、現在チームが直面している問題点について見解を述べている。
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昨季リバプールはプレミア歴代3位であり、クラブ史上最多となる勝ち点「97」まで積み上げたが、わずか勝ち点1差でマンチェスター・シティに競り負けていた。今季は序盤から首位を独走。残り7試合を残して30年ぶりのリーグ優勝を果たしていた。一方、シーズンを通して起用するメンバーが固定されすぎたことが、問題点として取り上げられている。
リバプール専門メディア「リバプール・コム」は、「プレミアの新ルールにより、クロップはワイルドカードを確認できる」と見出しを打ち、バーンリー戦の引き分けを受け、「この試合で強調されたのは、ベンチメンバーの多様性の欠如だ」と、今後課題として直面する可能性のあるポイントを挙げている。
「クロップが(FWディボック・)オリギと南野に出番を与えないのは、双方にとって致命的な問題点だ」と指摘しており、“ワイルドカード”の必要性を訴えている。「それはクロップ型のチームを壊す選手だ。今在籍する選手で言えば、(MFジェルダン・)シャキリが該当する。今の噂で言うと、チアゴ・アルカンタラになる」と説明している。
南野は以前、「チームのスタイルになるべく早く適応できるよう努める」と発言していたが、同メディアは今のチームに必要なのはクロップのサッカーに合う選手ではなく、クロップのサッカーを壊して“違い”を生み出すことのできる選手であると主張していた。
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(FOOTBALL ZONE編集部)