「レアルはクボのオプションを除外」 久保、“来季の方針”を現地明言「もう1年で…」
レアルの希望は「1部リーグにとどまらせること」 国外の欧州クラブ移籍の可能性も?
マジョルカの日本代表MF久保建英は今季リーガ・エスパニョーラで33試合に出場し、4ゴール4アシストを記録。残留を争うチームで不可欠な存在となっている。来季の動向は依然として不透明な状況にあるが、レアル専門メディアは「来季レアルはクボのオプションを除外する」と見出しを打ち、来季も期限付き移籍させる方針であると明言している。
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昨夏、FC東京からレアルに完全移籍した久保は、シーズン開幕前に昇格組のマジョルカへの期限付き移籍を決断した。シーズンが進むにつれて右サイドハーフで立場を確立すると、現在は12試合連続で先発出場を飾っている。マジョルカは残り2試合で19位と降格の危機に直面しているが、今季ここまでリーグ戦33試合に出場し、4ゴール4アシストを記録している。
そんななか、レアル専門メディア「Defensa Central」は「来季レアルはクボのオプションを除外する」と見出しを打ち、久保の来季の動向に注目。トップチームは外国人枠が埋まっているため、レンタルバックの際はカスティージャ(Bチーム)への出戻りも取り沙汰されていたが、「レアルはその判断が選手のためにならないと考えており、すでに1部で示している好パフォーマンスを後退させてはならない」と指摘している。
記事では「来季カスティージャでプレーしない。クラブと選手双方がそれ以外のあらゆるオプションを検討する方向ですでに決定している」としたうえで、「より有力なオプションは1部リーグに留まらせることだが、出場機会が約束される欧州クラブへの扉も閉ざしていない」と説明。来季はレアルに戻る方針ではないと明言している。
「本人はレアルでの成功を望んでいることが明らかである一方、まだ若すぎるため、選手として熟練するにはもう少し経験値が必要だと自分でも理解している。おそらく、もう1年レンタルすることで、レアルで活躍できることを世界に証明できる」と、来季にさらなる飛躍を遂げたうえでのレアル帰還を展望していた。
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(FOOTBALL ZONE編集部)