「今季最も愚かなレッドカード」 レスターDFの蛮行を英断罪「何を考えている?」
DFソユンクが相手選手に蹴りを入れて一発退場 レスターはボーンマスに1-4の大敗
レスター・シティは現地時間12日、プレミアリーグ第35節でボーンマスと対戦し、敵地で1-4と大敗を喫した。この試合の命運を分けたトルコ代表DFチャグラル・ソユンクの一発退場について、英メディアは「今季最も愚かなレッドカードとなった可能性がある」と取り上げている。
UEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権の獲得を目指すレスターは、敵地のボーンマス戦に臨んだ。前半23分に元イングランド代表FWジェイミー・ヴァーディが今季23ゴール目となる先制点を決めるも、後半19分にナイジェリア代表MFウィルフレッド・ディディがPKを献上し同点とされてしまう。
直後の後半22分にもロングカウンターから勝ち越しゴールを奪われ、1-2と逆転されることに。しかし、ここで問題のシーンが起きた。FWドミニク・ソランケのシュートが決まった直後、ゴール前に詰めていたFWカラム・ウィルソンがソユンクの体を押す格好となる。これに激昂したソユンクは、ボールを拾おうとしたウィルソンに蹴りを入れて転倒させた。
その様子を見ていた主審はソユンクにレッドカードを提示し、一発退場となった。英メディア「GIVE ME SPORT」はこの場面に注目し、「ソユンクがボーンマス戦でバカバカしいレッドカードを受けた」と見出しを打ち、「今季最も愚かなレッドカードとなった可能性がある」と取り上げている。
記事では「彼は一体何を考えているのか? その無謀な行動により、今季のレスターでの残りの試合への出場を禁止され、来季CLに出場するレスターの希望に悪影響をもたらすことになるかもしれない」と断罪している。結局レスターは数的不利となったことが響き、その後2失点を喫して1-4と大敗。3位浮上の機会を逸することになっている。
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