「本当にイライラさせられた」 エバートン監督が完敗に激怒、選手の“闘う姿勢”を批判
ウルブスに0-3完敗、アンチェロッティ監督が“プロ意識欠如”と指摘
エバートンは現地時間12日のプレミアリーグ第35節で、ウォルバーハンプトンに0-3で敗れた。試合後、カルロ・アンチェロッティ監督は「受け入れられない」と、試合に臨んだ選手たちの姿勢を批判した。英メディア「リバプール・エコー」が報じている。
来季のUEFAヨーロッパリーグ(EL)出場の可能性もわずかに残していたエバートンだったが、この敗戦によって指揮官は「ほぼ不可能」と白旗を上げた。
「今日の試合は本当に苛立ちが募るものだった。本当にイライラさせられるパフォーマンスだった。チームは良い精神を見せられなかった。技術的、戦術的なもの以上に、このことについて考えなければいけない。十分ではなかったし、このチームの精神は受け入れられないものだ。残りの3試合で、私たちは態度を改めなければいけない。言い訳もあるが、私は言い訳をしたくない。パフォーマンスは受け入れられないものだった。選手たちにも伝えた。次の試合に向けて準備をして、まったく違う態度で臨まなければいけない」と、不満をはっきりと口にした。
この試合では、イングランド代表GKジョーダン・ピックフォードのミスも目立った。それでも、アンチェロッティ監督は1人のせいにはせず、チーム全員の責任であることを強調する。
「私は、すべての選手について、個々のパフォーマンスを語りたくない。とにかく全員に、この姿勢は受け入れられないし、即座に変える必要があると言ったんだ」と繰り返した。
アンチェロッティ監督は、クラブのポテンシャルを感じているからこそ、この日のような試合が受け入れられないのだと説明する。
「正直に言って、今日の姿勢は受け入れられない。いくつかの試合で、選手たちは素晴らしい姿勢で試合に臨んでいる。リバプール戦、ノリッジ戦、レスター戦といった試合にね。このチームには、闘う精神があるんだ。でも、それが次の試合へと続かないんだ。結果は関係ない。彼らはピッチで、プロの精神を示さなければいけない」
クラブを上位に導くことを目指すアンチェロッティ監督は、「一丸となって来季に向けて準備をしていく必要がある」と語った。残り3試合、そしてプレシーズンの期間で、イタリア人監督はクラブを立て直すことができるだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)