“マンチェスター・キラー”襲名なるか? 昨季デンマーク王者がELでの大物食い誓う
UEFA公式サイトでステインレインSDが躍進に自信
昨季のデンマーク王者ミッティランは、UEFAヨーロッパリーグ(EL)の決勝トーナメント1回戦、ホームでの第1戦でマンチェスター・ユナイテッドを2-1で下した。25日には、敵地での第2戦を迎える。クラブのクラウス・ステインレインSDが、欧州屈指の名門撃破となればクラブ史に残る「奇跡」になると、鼻息を荒くした。UEFAの公式サイトが伝えている。
ユナイテッドを下し、ヨーロッパどころか世界中にその名を轟かせたミッティランだが、昨季国内リーグを初制覇して以降、その勢いが止まることはない。EL予選プレーオフではプレミアリーグのサウサンプトンを撃破して、UEFA主催大会で初となる本大会出場を果たした。続くグループステージでもナポリ、クラブ・ブルージュなど欧州各国の強豪が揃ったグループDで2位に入り、決勝トーナメント進出を決めた。そして極めつけは、先週の戦いでユナイテッド相手にホームで白星を挙げたのだ。
ELの決勝トーナメントはホーム&アウェーの2試合で争われる。対戦相手のユナイテッドは大黒柱のイングランド代表FWウェイン・ルーニーがひざの負傷で離脱するなど、ケガ人続出の状況だが、第1戦ではアウェーゴールを1点許している。決して気を緩めることのできない状況だが、ステインレインSDはさらなる躍進に自信をのぞかせている。
「我々が2試合でマンチェスター・ユナイテッドを破れば、それはミラクル(奇跡)と言えるだろう。我々は皆できる、さらに先へ進めると確信している」
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