「チームメートに大激怒」 アーセナルの“痛恨ミス失点”に英紙注目「ソンに贈る大失態」
“ノースロンドン・ダービー”でトッテナムに逆転負け 守備陣の連携ミスから手痛い失点
アーセナルは現地時間12日、プレミアリーグ第35節でトッテナムと対戦し、1-2で敗れた。最大のライバルチームを相手に黒星を喫することになったが、英メディアはアーセナル守備陣の痛恨ミスから韓国代表FWソン・フンミンに同点弾を奪われた場面に注目している。
8位アーセナルと9位トッテナムは両チームとも事実上、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権争いから脱落しており、UEFAヨーロッパリーグ(EL)出場権に向けた“ノースロンドン・ダービー”となった。前半16分にフランス代表FWアレクサンドル・ラカゼットの強烈な弾丸ミドルで先制するも、直後に痛恨のミスから同点弾を奪われる。
前半19分、左サイドからボスニア・ヘルツェゴビナ代表DFセアド・コラシナツがバックパスを試みるも、元ブラジル代表DFダビド・ルイスと呼吸が合わずソン・フンミンに拾われてしまい、そのまま左足のシュートで失点を喫してしまう。ネットを揺らされた瞬間、頭を抱えたコラシナツに対し、D・ルイスは怒りを爆発させていた。
自滅的な失点シーンに英紙「ザ・サン」は「ダービーでソンにゴールを贈る大失態でルイスはチームメートのコラシナツに大激怒」と見出しを打ち、「今回はコラシナツの盲目なバックパスにより、ミスを犯しやすいルイスが犠牲者になった。ソン・フンミンがボールをかっさらって見事なフィニッシュを沈めた」と説明している。
この同点弾で息を吹き返したトッテナムは後半36分にソン・フンミンのCKからベルギー代表DFトビー・アンデルヴァイレルトが決勝弾をマークし、アーセナルは逆転負け。順位も引っくり返され、El出場権獲得に向けて黄信号が灯っている。
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