「全キャリアを日本に捧げている」 ブラジル人Jリーガーに母国注目「文化が根付いてる」

名古屋FWマテウス(※写真は昨シーズンのもの)【写真:Getty Images】
名古屋FWマテウス(※写真は昨シーズンのもの)【写真:Getty Images】

名古屋FWマテウスが日本の愛情を語る「リスペクトしてくれる日本人を物語っている」

 名古屋グランパスのブラジル人FWマテウスは、2014年にJリーグで初めてプレーし、以降一度帰国を挟みつつ、日本での生活は今年で7年目を迎えている。異国で戦い続ける25歳のアタッカーを、母国ブラジルメディアが「彼の中には日本の文化が根付いている」と取り上げている。

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 2014年に大宮アルディージャに加入し、Jリーグ挑戦をスタートさせたマテウスは、昨季に名古屋へ移籍。シーズン途中で横浜F・マリノスへ期限付き移籍となりJ1優勝に貢献した。今季から名古屋へレンタルバックし、右サイドハーフで主力の座をつかんでいる。

 8日のリーグ第3節ガンバ大阪戦(2-2)でも先発を飾ると、0-1のビハインドで迎えた前半16分、セットプレーの流れからペナルティーエリア内に出された縦パスに対し、鋭い反転でフリーとなったマテウスが右足を振り抜いてゴール左隅に流し込んだ。

 名古屋で存在感を発揮するマテウスに対し、ブラジルメディア「terra」は「25歳を迎えたブラジル人は、ほぼ全キャリアを日本に捧げている。彼の中には日本の文化が根付いている」と取り上げ、リーグ中断期間中に実施したインタビューのコメントを紹介している。

「僕はこの国の愛情にとても満足している。それが名古屋サポーターからでないこともよくある。それこそが、僕たちをリスペクトしてくれている日本人を物語っている」

 これからキャリアのピークを迎える年齢のマテウスだが、日本の生活には満足感を示していた。

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