鳥かごで鬼役ムバッペの股下を通してカメラに向かって投げキッス

　パリ・サンジェルマン（PSG）は、現地時間8月12日にリスボンで行われるUEFAチャンピオンズリーグ（CL）準々決勝第1戦のアタランタ（イタリア）戦に向けて調整を続けている。7月10日の練習では、ブラジル代表FWネイマールが同じく中心選手のフランス代表FWキリアン・ムバッペの股を抜き、「PSGの選手は衝撃を受ける」と海外メディアが報じている。

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　フランスリーグは新型コロナウイルス感染拡大の影響により、シーズンの中断が決定。首位に立っていたPSGのリーグ優勝となった。

チームカップ戦のクープ・ドゥ・フランス再開、そして8月にポルトガルで再開されるCL準々決勝に向けて調整を始めているが、練習は和やかかつ順調に進んでいるようだ。

　ネイマールは自身の公式ツイッターに「落ち着いて、ムバッぺ！」と綴って一本の動画を投稿。パス回しの通称「鳥かご」が行われるなか、ネイマールが素早いグラウンダーのパスで鬼役ムバッペの股下を通してみせた。

　これにはネイマールは大喜びで、“見たか！”と言わんばかりにカメラを指差し、渾身の投げキッスを贈った。

　スペイン紙「マルカ」は「PSGの選手はネイマールのムバッペへの股抜きに衝撃を受ける」と見出しを打ち、「ネイマールは自分の股抜きを信じられず、他の選手も信じられなかった。ブラジル人はカメラに向かってキスをし、フランス人は同僚にからかわれた」と伝えている。

　練習とはいえ、天才同士の激突に周囲の選手たちは大盛り上がりだった。