ユナイテッド18歳新星FW、守護神も潜在能力に太鼓判 「トップフィニッシャーだ」
グリーンウッドはアストン・ビラ戦で公式戦16ゴール目を記録
マンチェスター・ユナイテッドの18歳FWメイソン・グリーンウッドは今季公式戦16ゴールと大ブレイクを遂げている。ドリブルあり、シュートありの変幻自在なプレーで異彩を放つ逸材の活躍に、同僚のスペイン代表GKダビド・デ・ヘアも感銘を受けている。
グリーンウッドは現地時間9日に行われたプレミアリーグ第34節アストン・ビラ戦(3-0)に先発出場を果たすと、前半アディショナルタイムにペナルティーエリア外からの強烈なミドルシュートを叩き込み、チームの2点目を記録。リーグ戦3試合連続得点で、プレミアリーグでは9得点、公式戦全体では16得点となった。
昨年3月にプロデビューを飾ったばかりで、フルシーズンでのプレーは今季が初めてのグリーンウッドだが、今やチームに欠かせない存在としてレギュラーポジションをつかんでいる。堂々たるプレーで同僚にも驚きを提供しているようだ。
ユナイテッドの守護神GKデ・ヘアは英「BBCラジオ5」のインタビューで「彼はすべてを自分の意のままにしている。彼は偉大な選手で、トップフィニッシャーだ」とグリーンウッドに称賛を送った。
グリーンウッドは左利きで、右サイドからのカットインを一つの武器にしている一方で、右足でも高い水準でプレーできる両利きとして知られる。アストン・ビラ戦でもシュートに至るまでのボールコントロールはほとんどが左足で、フィニッシュを右足で決めている。デ・ヘアも「彼が左利きなのか、右利きなのか僕には分からない。今日みたいなゴールは本当に素晴らしい」とその技術の高さに脱帽といった様子でコメントした。
18歳にしてユナイテッドのトップチームで異彩を放ち、デ・ヘアもその才能を認めるグリーンウッド。今後のさらなる飛躍が期待されそうだ。
page1 page2