2人は「アメリカへの憧れ」を口に？

「MLSはヨーロッパのサッカー選手に対して、好印象を作り上げている最中だ。多くの選手がこのリーグに来たいと思うことによって、リーグのレベルも上がるはずだからね。特にメッシとロナウドの両者が来ることを願っているよ」

　さらに踏み込んだ発言をしているのはカカだ。09年から13年までレアルに所属したカカはロナウドとチームメイトだったが、メッシとロナウドが”アメリカへの憧れ”を口にしているという。

「ふたりとも、MLSでプレーしてみたいと言ったことがあるんだ。アメリカに住むことにも前向きだしね。いつの日か彼らがMLSでプレーする姿を見て、僕たちも楽しむことができるんじゃないかな」

　確かに両クラブにとっても、UEFAチャンピオンズリーグなどで戦う可能性がある他のメガクラブに行かれるよりは、大西洋を越えたMLS入団の方が“ベター”と考えてもおかしくはない。両者とも得点を量産している現時点での可能性はほぼゼロとはいえ、数年後にはビジャとカカの“予言”が実現しているのかもしれない。

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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真　photo by Getty Images