久保建英の来季“レアル残留”を現地メディアが提言 「今後数年で世界最高の1人に…」
スペインメディアが来季のレアル残留を主張 「大きな挑戦に向かう準備ができている」
スペイン1部マジョルカの日本代表MF久保建英は、今季リーガ・エスパニョーラで31試合に出場し3得点4アシストの成績を残している。特に直近の10試合ではスタメン出場を続け、第33節セルタ戦(5-1)では4ゴールを演出、前節アトレティコ・マドリード戦(0-3)でも強豪相手に卓越した技術を披露するなど強烈なインパクトを放ち、海外での評価を高めている。そうしたなかスペインメディア「FICHAJES」は、「すでにマドリードでプレーするための準備ができている」と、保有元である名門レアル・マドリードで来季プレーすべきとの見解を示している。
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今季レアルからマジョルカに期限付き移籍中の久保に対する評価は、ここにきてうなぎ上りだ。チームは降格圏の18位と苦しんでいるものの、6月24日に行われた第31節レアル戦(0-2)で3人抜きドリブルを見せるなど確かなインパクトを残すと、セルタ戦では2アシストを含む4ゴールを演出。アトレティコ戦でも相手DFを置き去りにするドリブル突破など、そのパフォーマンスはスペインをはじめとする各国メディアの注目を集め、来季の去就を巡る報道も過熱している。
そうしたなか「FICHAJES」は、「すでにマドリードでプレーするための準備ができている」と見出しを打ち、「若干19歳の日本人選手は、将来コンフント・ブランコ(=レアル・マドリード)で欠かせない存在になるだけのサッカー条件を証明しており、それは来季を含めたものになっている。アジアの偉大な才能は、その大きな挑戦に向かうだけの準備ができているようだ」という現地記者の見解を紹介している。
久保の去就を巡ってはEU圏外枠の兼ね合いもあり、来季もレンタルに出されることが濃厚と報じられてきた。スペイン国内のレアル・ソシエダをはじめ、パリ・サンジェルマン(PSG)やACミランなど国外の名門クラブ行きも取り沙汰されてきたが、同メディアは最近の久保の活躍を受けて、「来シーズン、ジネディーヌ・ジダン監督の指揮下でプレーするチャンスが与えられるべきだという声が出始めている」と指摘する。