レアルFWヨビッチが自宅隔離 友人のコロナ陽性反応で余波、クラブは安全を優先
ヨビッチは陰性反応も念のため隔離へ、難しい立場のなかで戦線から離脱
レアル・マドリードはジネディーヌ・ジダン監督の下でチーム全体がまとまりを見せ、ラ・リーガ制覇と8月に開催予定のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)の2冠に向けて順調な戦いぶりを見せている。そのなかで“蚊帳の外”となりつつあるのが、昨夏加入のセルビア代表FWルカ・ヨビッチで、友人が新型コロナウイルス陽性となったことで“自宅隔離”を余儀なくされたとスペイン紙「マルカ」などが伝えている。
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同紙によるとヨビッチは接触があった友人が新型コロナウイルス検査で陽性反応を起こしたことによって、この2日間レアルの練習場であるバルデベバスにてトレーニングに参加できない状況となった。
その友人は月曜日正午にベオグラードからマドリードに到着し、その後すぐに陽性反応が診断されたという。それを受けてヨビッチと友人は社会的距離をすぐさま取り、ヨビッチ自身も検査を受けた結果、陰性反応を示したとはいえ、クラブは念のため隔離し、感染リスクがまったくなくなるまでチームには戻さない処置を取るという。
昨夏フランクフルトから鳴り物入りで加入したヨビッチだが、この1年間は踏んだり蹴ったりだった。
プレシーズンでの負傷をはじめとした負傷の連続を皮切りに、新型コロナ禍での中断中にも故郷ベオグラードがロックダウン中に外出したとして大きな批判を浴びたかと思えば、自宅トレーニング中に骨折が判明。6月にはヘタフェのMFネマニャ・マキシモビッチ、アトレチコ・マドリードのFWイバン・サポニッチとバーベキューやプールで楽しむ様子をヨビッチのパートナーがSNS上にアップロードし、これも“炎上案件”となってしまった。
ヨビッチは公式戦25試合で770分出場したものの、2ゴール2アシスト。円熟の時を迎えた元フランス代表FWカリム・ベンゼマとの差は大きい。その状況にあっての再離脱は、非常に痛いものとなりそうだ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)