誤審による敗退にバレンシアが激怒! UEFAユースリーグでの疑惑の判定が波紋を呼ぶ

PK戦で起きた疑惑の判定 主審がバレンシア1人目のゴールを認めず

 19歳以下の欧州王者を決めるUEFAユースリーグのチェルシー対バレンシアが23日に行われたが、この一戦で疑惑の判定が生まれ、大きな波紋が広がっている。英衛星放送局「スカイ・スポーツ」など複数メディアが、主審の判定を巡るこの“スキャンダル”を報じている。

 前年王者チェルシーとスペインの強豪バレンシアの対戦は、1-1のままPK戦に突入。5-3でチェルシーが勝利を収め、準々決勝進出を決めた。しかし、PK戦における判定が大きな問題となっている。バレンシア1人目のキッカーを務めたのはFWアルベルト・ヒル。正確なシュートはゴール左のサイドネットへ一直線。GKの伸ばした手も届かず、ゴールが決まったかに思われた。しかし、ポストの脇、ゴールライン内側のフレームに当たってボールがゴールの外へはじき出されると、主審はノーゴールと判定した。

 これにはバレンシアの選手一同が猛抗議。映像を見てもゴールラインを越えていることが確認できたが、主審、そしてゴールライン上で見ていた副審はゴールを認めなかった。バレンシア側の抗議は実らず。結局、PKスコア5-3でチェルシーが勝利を収め、バレンシアは敗退となった。

 

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