「こういう状況は自分で変えるしかない」 鹿島ザーゴ監督、5連敗スタートからの挽回誓う
ホームで札幌に0-2完敗も、「随所に狙いは表現できている」と前を向く
J1鹿島アントラーズは8日、ホームでの第3節北海道コンサドーレ札幌戦に臨み、0-2の敗戦を喫した。公式戦5連敗スタートとなったなか、今季からチームを率いるザーゴ監督は「プロとしてこういう状況は自分で変えるしかない」と話し、ここからの挽回を誓った。
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鹿島は今季、最初の公式戦となったAFCチャンピオンズリーグのプレーオフでメルボルン・ビクトリーに敗れる厳しい幕開け。ルヴァンカップの初戦でも名古屋グランパスに敗れると、J1リーグ戦でも開幕からサンフレッチェ広島、川崎フロンターレに敗れ、公式戦4連敗スタートとなっていた。
そのなかで迎えた今節、鹿島は前半7分に先制点を奪われる苦しい展開を強いられる。後半は押し込む展開となったものの、札幌GK菅野孝憲のファインセーブもあってゴールを割ることはできず、逆にアディショナルタイムには追加点を奪われて万事休す。0-2の敗戦を喫し、まさかの公式戦5連敗となってしまった。
試合後、オンラインでの記者会見に臨んだザーゴ監督は「また自分たちのミスから失点してしまい、そこからまた追いかける形になって負担が増えてしまった。そのなかでもチャンスは作れましたが、得点につながらない部分はあった」と総括。そのうえで「随所に狙いは表現できているので、迷いなくブレずに今やっていることをやり続けたい」と前を向いた。
一方で、今季は5試合中4試合で無得点に終わっており、その点についても質問が飛んだ。厳しい指摘に対して、指揮官は次のように答えている。
「第1節から公式戦を見ていても、我々のほうが多くのチャンスを作り出している。先制点のチャンスも作り出している。それを決めることができれば状況は変わる。当然、鹿島のようなビッグクラブが3連敗スタートなのは好ましくない。ただ、プロとしてこういう状況は自分で変えるしかない。自分を含めて、改善方法を探っていくことが重要です」
苦境にあるなか、あくまで“自分たち次第”というスタンスを示した名門の新指揮官。12日に控える次節の浦和レッズ戦では、今季初となる勝利を挙げることができるだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)