米メディアも称える”ミランの黒子”本田の輝き 「チームのために無尽蔵な働き」
ナポリ戦でチーム最高タイの評価を受ける
ACミランの日本代表FW本田圭佑が22日の敵地ナポリ戦で公式戦12試合連続出場を果たし、鋭いクロスから同点弾を演出。優勝争いを繰り広げる強豪を相手に1-1のドローに貢献したが、攻守に渡る奮闘は海を越えてアメリカでも高く評価されている。米スポーツ専門テレビ局「ESPN」が、チーム最高点タイの評価を与えている。
本田は合格点の7点を手にした。圧倒的な実力差のあるナポリを相手に敵地でドローを勝ち取ったミランで、DFアバーテ、アレックス、サパタ、MF本田、ボナベントゥーラの5人が7点で並んでいる。相手DFクリバリーに抑え込まれたFWバッカが最低点の5点となった以外、他のスタメン全員が6点という評価になっている。
本田は寸評で、「再び日本代表は最後まで戦い抜いた。守備という観点ではチームのために無尽蔵な働きを見せた。そして、同点弾の演出に一役買った」と、黒子役としての奮闘が評価の対象となっている。
この日のドローで10戦負けなしとなったミランに対し、2位ナポリは圧倒的な強さを見せた。ボール支配率は60パーセントを誇り、シュート数は19対7とリード。決定機数も16対4と優位性を示したが、ミランは守備で奮闘し、勝ち点1を勝ち取った。献身的な守備で、右サイドバックの相棒アバーテをサポートした本田の地道で無尽蔵なプレーは、欧州外でも評価されている。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
page 1/1