チェルシー新星FWが契約交渉、週給670万円→1750万円の増額要求か

チェルシーFWタミー・アブラハム【写真:Getty Images】
チェルシーFWタミー・アブラハム【写真:Getty Images】

同じ下部組織出身のハドソン=オドイと同額を求めて交渉開始

 チェルシーのイングランド代表FWタミー・アブラハムは、契約延長に向けてクラブと交渉を開始したようだ。そのなかで週給13万ポンド(約1750万円)を要求しているという。英紙「ザ・サン」が報じた。

 現在のアブラハムの週給は5万ポンド(約670万円)で、この契約は2022年まで残っている。22歳のストライカーは、現在の金額の約3倍となる新たな契約を勝ち取ろうとしているのだ。また、アブラハムは正式な契約を結ぶ前に、チェルシーが移籍市場でどのような補強を行っているかも精査しているという。

 アブラハムが要求したのは、同じアカデミー出身のイングランド代表FWカラム・ハドソン=オドイと同額の金額だという。ハドソン=オドイは、昨年9月に週給12万ポンド(約1600万円)にボーナスを加えた新たな5年契約を結んでいる。

 当時のハドソン=オドイは、バイエルンから熱心なオファーを受けており、クラブは彼を引き留めるためにも、大型契約を結ぶこととなった。

 チェルシーに新たに加入するドイツ代表FWティモ・ヴェルナーは、週給170万ポンド(約2300万円)を得ることになっており、アブラハムはこの二つの金額を引き合いに出して、クラブとの交渉に臨むという。

 今シーズン、全公式戦を通じて15得点を挙げて存在感を示したアブラハムだが、10試合ではノーゴールに終わっており、4日のワトフォード戦(3-0)ではメンバーから外れていた。それでも7日のクリスタル・パレス戦(3-2)では決勝点を挙げて、チームの勝利に貢献している。

 ランパード監督はヴェルナーも加わる来季に向けて、アブラハムにさらなる成長を求めるコメントを出したが、クラブとの交渉はどのような結末を迎えるか。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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