ユベントス、トッテナムの”トレード”オファーを拒否 ラムジー&エンドンベレは”不平等”と判断か
トッテナムがユベントスMFラムジー獲得を目指すも失敗
ジョゼ・モウリーニョ監督が率いるイングランド・プレミアリーグのトッテナムは、イタリア王者ユベントスにトレードを申し入れたものの実現には至らなかったという。英紙「テレグラフ」が報じている。
トッテナムが獲得を望んだのが、ユベントスのウェールズ代表MFアーロン・ラムジー。ラムジーは昨季限りでアーセナルと契約満了を迎え、今季から“ゼロ円移籍”でのユベントス加入になった。中盤の層が厚いユベントスの中でラムジーは戦力になっているものの、絶対的な存在という表現は難しい立ち位置にある。
一方で、モウリーニョ監督はフランス代表MFタンギ・エンドンベレのプレーぶりに不満が少なからずあり、彼をユベントスに放出することをラムジー獲得の条件にしたという。
しかし、このエンドンベレをトレード要員にしたオファーは、ユベントス側が拒否。エンドンベレをラムジーよりも評価していないことが理由で実現しなかったようだ。
ユベントスは先日、ブラジル代表MFアルトゥールをバルセロナから獲得したが、一方でボスニア・ヘルツェゴビナ代表MFミラレム・ピャニッチがバルセロナに移籍することが決まった。新型コロナウイルスの感染拡大により公式戦が中断するなど各クラブが減収傾向にある中で、トレード形式の交渉が増加することは予想されたが、実際にこうした下交渉が欧州では数多く行われている模様だ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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