「到底、許すことはできない」 空き巣被害のリベリー、イタリアでのプレー続行を再考へ
試合中に自宅が空き巣被害に遭い、SNSに怒りのメッセージを投稿
フィオレンティーナの元フランス代表MFフランク・リベリーは、現地時間5日に行われた敵地でのセリエA第30節パルマ戦(2-1)で自宅を留守にしている間に空き巣被害にあった。これを受け、イタリアでプレーを続行するべきか再考しているという。
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37歳になったリベリーは、SNSにメッセージと動画を投稿した。その動画には、自宅が空き巣被害に遭い、寝室の一つにあったタンスの引き出しが乱雑に開けられ、衣服が床に散らかり、荒らされた様子が映されていた。昨夏にバイエルン・ミュンヘンからフィオレンティーナに加入したリベリーだが、この週末は幸いにも妻と5人の子供たちはミュンヘンで過ごしていたという。
リベリーは投稿したメッセージで、次のように訴えている。
「まるでズボンを下ろされて、素っ裸にされたようなショックを受けた。到底、許すことはできないし、受け入れられないよ。妻、そして子供たちがミュンヘンへ行っていて、被害を受けなかったことが救いだ。でも、何を信じたらいい? 僕は、僕たちは、この出来事の後、どうすれば快適に過ごせるというんだ?」
「大金を追いかけているわけではないし、何も必要ではない。でも、僕は自分の情熱でもあるサッカーを続けたいんだ。ただ、情熱があろうと、なかろうと、僕にとっては家族が最優先だし、自分たちのために最善の選択をするよ」
自宅にあった高価な宝石やブランド物のバッグが、現金とともに盗難に遭ったという。米スポーツ専門局「ESPN」は「空き巣被害のリベリーがフィレンツェでの未来を再考」との見出しで、この事件を報道。そのメッセージは移籍を強く意識するものとして受け止められている。
自身、そして家族の生活の安全が確保できなければ、サッカーをプレーするどころではないだろう。果たしてリベリーのイタリアでの生活は、このまま終わってしまうのだろうか。