ACL”死のグループ”突破の鍵とは 浦和主将MF阿部「簡単なようで難しいことが重要」
07年以来の優勝へ「一戦一戦全力尽くす」
「リーグより先だけど、いよいよ始まるなという気持ち。まずは明日の初戦が大事になる。勝つことで後につながっていくし、初戦の重要性というものがある。このグループは、各国から良いチームが集まったという印象がある。球際の戦いに加えて、キャンプで取り組んだことを出せるかどうか。トレーニングでやったことを試合で出すという、簡単なようで難しいことが重要になる。とにかく、先を見ても仕方がない。一戦一戦に全力を尽くしたい」
浦和のグループには、昨季ACL王者の広州恒大(中国)、浦項スティーラーズ(韓国)、そしてシドニーFCが同居している。浦和、広州、浦項がアジア王者を経験し、シドニーFCもオセアニア王者の経験がある。全てのチームが自力でクラブワールドカップに進出した経験を持つ、“死のグループ”でもある。
それだけに、初戦の結果はグループの行方を占う意味で大きな要素になる。前日練習でも主力組のボランチに入った浦和の頼れるキャプテンは、目の前のアジア初戦へ向けて最大限の集中力で臨もうとしている。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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