久保建英vsイ・ガンイン 2019-20シーズンに生じた“差”に韓国言及 「交錯した明暗」
マジョルカで成長を続ける久保に対し、イ・ガンインは退団報道もありネガティブな印象
マジョルカの日本代表MF久保建英は、スペイン挑戦1年目でレギュラーとして奮闘している。一方、同じ2001年生まれで“韓国の至宝”と言われるバレンシアの韓国代表MFイ・ガンインは伸び悩んでおり、契約更新を拒否したとの報道も浮上。敢行メディアは「交錯した明暗」と取り上げた。
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バルセロナの下部組織「ラ・マシア」出身の久保は、日本への帰国を経て、2019年夏にFC東京からスペインの名門レアル・マドリードへ移籍。その後、マジョルカへ1年間のレンタルとなり、残留争いを強いられるなかで攻撃の中心選手として奮闘している。
それに対し、バレンシアの下部組織で育ったイ・ガンインは、2017年にバレンシアとプロ契約。2018年10月にトップチーム初出場、翌19年1月にリーガデビューも飾ったが、今季はリーグ戦で相手選手への悪質タックルで2度の退場処分を食らうなど、本調子には程遠い。今年7月にはスペイン地元紙「Superdeporte」が、イ・ガンインがバレンシアとの契約更新のオファーを拒否して退団を希望と報じていた。
韓国メディア「MBCスポーツ・プラス」は「出場時間6倍:イ・ガンイン―久保、交錯した明暗」と見出しを打ち、両者の今季成績を比較している。
久保 リーグ戦:31試合出場・3得点・4アシスト・2015分
イ・ガンイン リーグ戦:13試合出場・1得点・0アシスト・321分
「昨夏、バレンシアはイ・ガンインにより多くの出場時間を与えるため、レバンテ、アヤックス、PSVへのレンタルを検討した。最終的に、オーナーの意向が大きく反映され、クラブは残留させた。しかし、太ももの故障と2度の退場によりレギュラー争いで後手を踏んでいる。イ・ガンインは確実な出場機会を得なかったことで成長に否定的な影響を与えたと考えている」
記事では、久保について「降格が濃厚なマジョルカを離れた場合、よりレベルの高いチームへのレンタルが噂されている」とも言及。イ・ガンインとは対照的に、レアル復帰やUEFA主催大会出場が見込めるクラブへのステップアップ移籍が噂されており、2019-20シーズンで両者に大きな差が生じている。
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(FOOTBALL ZONE編集部)